先月の2月16日(sun)から19日(wed)にかけて、東北の沿岸部をまわってきました。
度々このブログで報告させてもらってるのですが、初見の人もいらっしゃると思いますので説明させて頂きます。
FANDANGOでは常日頃、東北復興募金箱とゆうのを受付とバーカウンターに設置しており、
こーゆうやつね
定期的に自分たちの手で直接必要な物に替えて持って行こうとゆう活動をしています。
皆さんの記憶にも新しいとは思いますが、過去まれにみる大雪が関東近辺を襲ったこの2月の週末。
雪の影響も半端ないし高速の通行止めの数も半端なく断念しかけたんですが、
いつも笑顔で遊んでくれる保育園の子供たちが卒園間近で、先延ばしにするとまとめて会える可能性がほぼないので無謀なスケジュールながら敢行しました。
前日に昔からの友人であるあすぽんちゃんから自身が貯めた募金を預かり
(いつもありがとう!m(_ _)m)
出発日の日曜日はFANDANGOの営業終わりに軽く買い出しをしてまずは福島県南相馬へ向けて出発!
今回は北陸道から東北を目指す。
朝方までは一向に雪の気配がない…!
あれ???全然雪降ってへんやん!
ついてるー!!!\(^o^)/
とか車内で騒ぐこと30分
…
……………
ま、、、まぁこんくらいね、、、
スタッドレス履いてるし、、、ね、、汗
いやぁ、、、、これ、、、汗汗
NGだよねー!!!滝汗
あまり見かけない大雪にテンションあっぷ!!
無事に辿りつけるかヒヤヒヤ感ももちろんあっぷ!!←
何とか福島県に入って南相馬へ行く山間部手前のICまでは行けたんですが、
降りたらこれ。
…………\(^o^)/
スキー場かー!ゆうて\(^o^)/
肩以上の高さまでの雪を横目にビクビクしながら山道を進む。
今もなお帰還困難区域に指定されている飯舘村を通過
白銀の世界で綺麗だったけど、この雪が溶けたらまた除染、、、除染、、除染。
いつこの村が昔みたいに自然豊かで愛のある場所に戻るのか、、
今の状況だと無理だろうなー。(´・_・`)
そして徐行しまくりのトロトロ運転で時間は押しまくりましたが何とか海沿いに到着!!
保育園に行く前に、もうすぐ3年が経つ沿岸部を見学。
特別に許可をもらって被害の多かった立ち入り禁止の区域を見させてもらいました。
この写真はほぼ海沿いから2kmほどの距離があり、もともとは住宅街。
ほとんどの建物が壊滅的な被害を受け、まだほとんど手がつけられていない状態でした。
瓦礫も少なくなってはあるもののまだまだ道路沿いに山積みになってました。
これが南相馬の現状。。。
復興予算にも色々と優先順位はあるだろうけど、
もっともっとやるべき事はあるんじゃなかろうかねぇ(´・_・`)
まぁ、その復興予算が注ぎ込まれまくっているバケモノがある地域近くまで行ってみました。
そう!原発事故でずーっと封鎖されている浪江町の検問所です。
収束のめどがたってないクソみたいな金食い虫
いらないいらない(´・_・`)
ムカムカしながらもやることはやる!
子供たちの卒園祝いの文房具セットの買い出し!
イオンとかに売ってる入学セットみたいなのはアホみたいな値段がするので自分たちで1つ1つラッピング!
男の子用と女の子用と分けてプレゼントするとゆう気配りもバッチリです!
さすが村上!
(案を出したのは同行したaoiちゃんです。小声)
そして南相馬のよつば保育園に到着ー!!
相変わらずの元気っぷりで疲れた体も吹き飛びました!\(^o^)/
軽く副園長のよしゆき先生とお話させて頂いたのですが
震災から少しずつ時間が経って、
避難していた人が帰ってくる率が上がってて子供も多少は増えたけど、
やっぱり元々の数字までには足りないそうです。
『これからもっともっとよつば保育園を賑やかにしたら皆が安心してくれるから、頑張り続けないと!』
と真剣に語ってくれました。
こーやって意識を行動にしてくれる人がいると、僕も何度も会いたくなるし、そーゆう街に来たくなるんですよね。
まぁこっぱずかしくて直接は言えないので、また会いましょう!と約束してから次の目的地の気仙沼へと移動!
渋滞とかもありながら何とか5時間近くかけて日が暮れる頃に旅館に到着!
そして休む間もなく翌日行く保育園の人数分の文房具セットを作る!
ほんで無事に全部作り終えて、
くたくたになった体に蓄えるのは…
三陸の新鮮なブツですよねー!!!!
ワンマン運転を頑張りまくった自分への最高のご褒美ー!!!!
てゆうかこれ食いに何回も東北来てるようなもんなんで!(笑)
しかもこのお店、、、
めっちゃ飲んで食っても3000円いかないんです!コスパ半端ないんです!!
気仙沼にお越しの際はぜひ、居酒屋ぴんぽんへm(_ _)m←
そして翌朝久しぶりに見れたこの2種類の時計。
地震が起きた時間と津波が来た時間のそれぞれで止まっている。
この旅館も海沿いにあったため、2階まで津波が来て被害を受けた。
改装して綺麗な壁になっても、忘れないように刻み込まれた文字。
こういう場所が数えられないほどあるんだよなー。。
旅館をあとにして気仙沼・双葉保育園へ!
着いた瞬間に絡まれる(´・_・`)(笑)
何回も行ってると年長さんのほとんどが顔を覚えてくれるので嬉しいですが、
なぜか今回は
『あ!オカマのにーちゃん来た〜!!!w』
とオカマ扱いされました。
子供は正直だな(°_°)←
そしてまた絡まれる(・ω・)
くたくたになるまで遊んでから子供たちに文房具セットのプレゼント!
プレゼントだよー!って言ったらビックリするくらいの歓声が起こり、小学校で使える勉強道具だよー!って言ったら一気に沈黙入りました。
やはり子供は正直だな(°_°)
最近習ってる手話で自己紹介をしてくれて、
1人ずつ
『有難う!また来てね!』
的なことをゆわれて涙腺崩壊しそうになりながら
ん?
ヤバイね。
顔面ぐしゃぐしゃやし
まず、
感情が訳わかんないよね。。
まぁ何とかこらえてみんなで記念撮影!
春から会えなくなるのは寂しいけど、いっぱい遊んでくれて有難う!
この笑顔に何回も折れそうになった心を救われました。
小学校でいっぱい勉強するんだぞー!(^-^)
そして次は大船渡へ向かう!
道中の陸前高田市
震災遺恨になる道の駅と、奥に見える橋は運搬作業をスムーズにするためにかかる“希望のかけ橋”とゆうそうです。
陸前高田は街全体が津波の影響ですごい高さのかさ上げ作業がいるので、大量の土が運び込まれてました。
街として機能するのは、まだまだ時間がかかりそうです。
お昼過ぎに大船渡に到着!
大船渡中学校との仲介や色々お世話になっている夢ママさんを拉致ってランチへ(^-^)
名物のさんま料理をがっつり頂きました(^-^)
久しぶりの外食でウキウキするお姉様の横でドキドキしながら、←
大船渡の復興状況をまったりお話。
前回よりも沿岸部の工事が進んでいるように思うけど、実際町の人に対して何をどうしているのかはあまり公表されてないらしい。
津波対策
とか
地盤調査
とか
アバウトな説明だらけらしい。
他県から見たら大船渡はすごい早さで復興してるように見えるけど、
まだ何十年も先も住み続ける可能性がある仮設住宅や、震災以降頑張ってプレハブで復興横丁を作っているほとんどの店舗がかさ上げ計画のため移転。
他の場所で営業出来るかも厳しい審査があって難しいらしい。
食事を終えて夢ママのナビで大船渡を徘徊
港に近づくと世界一のクレーン船が!
でけー!!
高台から海沿いを眺める
前よりかは店は増えてたけど、街全体の地盤沈下で建設作業は難航してるらしい。
震災前はこんなに住宅と商店があったものの、
まだこうゆう状況。
時間がまだまだかかります……
ドライブを終えて夢ママの家にお邪魔させていただき、美味しいコーヒーと手作りミサンガを頂きました。
いつもありがとう!!!!!(^-^)
次は大船渡中学校に子供たちの必要なものを持ってくるので、その時の打ち合わせをしっかりして、大船渡を後にしました。
途中雪にまみれて苦戦しながらも
15時間かけて無事に大阪に帰ってきました!
うん!全然元気ない!(笑)目に力がない!(笑)
まぁ無事にたどり着けて何よりでした!
11回目の東北ボランティアツアー、これにて完結ですー!
もうすぐ3.11
震災からまる3年。
毎日東北で頑張ってる人がいるのは分かってるつもりなので、区切るような言い方はしたくないんですが
こーゆうタイミングの時に、少しでも良いので気にかけて欲しいです。
やらない言い訳や見て見ぬ振りをするんじゃなくて、
出来る事を考えましょう。
募金だったり、物資提供だったり、
大阪にいても東北に対して出来ることは山ほどあります。
これからもFANDANGOに置いている復興支援募金箱へのご協力、宜しくお願い致します。m(_ _)m
また、3.11には復興支援ライブも予定しており、来てくれた皆さんが均等に関われるように、500円の義援金付きのチケット1000円とゆう格安です。
同時上映で東北ライブハウス大作戦のドキュメンタリームービーも流します。
東北に対して必死に動くアツい漢たちを是非見に来てください!
次回の東北ツアーは4月上旬!
まだまだ続けて行きますので、
たまーにで良いので背中押して頂ければ幸いです。
宜しくです。m(_ _)m
十三FANDANGO:村上隆彦
福岡県在住の、徳永夏紀と言います。
突然のコメントで、失礼します。
5/11~5/16まで、東北を車で回ろうと思っています。
ボランティアと言えるほど大それたことはできないけれど、現地の方に少しでも直接何かできたらと思い、今回の計画をたてました。
ですが、実際には今何が必要なのか、何ができるのかと悩んでいたところ、こちらのブログに出会いました。
保育士なので、現地の子どもたちにできることはないかとも考えていたので、直接子どもたちと触れ合っている村上さんにぜひご意見いただきたいです。
突然すみません。
徳永夏紀